執筆したUiPathの技術書が出版されることになりました!

ご縁あってUiPathの技術書を2019年から執筆しておりましたが、この度出版されることになりました😁
タイトルは 「基礎がよくわかる!ゼロからのRPA UiPath 超実践テクニック」 です🙂

2020年7月18日から発売を開始しています⭐️ pic0

第六話までの要約

「アプリケーションアーキテクトがRPAやってみたら思ってたより楽しくて、エンジニア目線でのブログ書いてたら出版社から書籍執筆のお誘いがきて、初心者の方もゼロから学べて、実践的な内容を盛り込んだ中級レベルを目指せるUiPath本を書くことになり、「Markdown + GitHub + GitBook」で執筆環境を構築して書籍用の演習アプリも開発して、執筆し始めたらいろいろ大変だった」ってところです。

過去の投稿はこちらからどうぞ

執筆開始後の状況

編集さんから「丁寧すぎるくらい丁寧に書いてもらっても大丈夫です!」と言われていたので丁寧に説明を書き、ワークフローを構築する部分は画面キャプチャがないとわかりにくいので、それなりの枚数のキャプチャを撮っていました。

そうして地道に書き進め、まだ新型コロナが騒がれる前、執筆もそこそこ進んできた冬のある日。
10章分、だいたい半分ほど書き終えたところでしょうか。

編集者さんが、出来上がった章から順次レビューをしてくれてたんですが、気になるコメントがありました。

「ちょっとこのペースだとページ数予定より多少超えちゃうかもしれません。一度計算してみたほうがいいですね。」

予定していた文字数は 160,000字

企画書を見ると、当初の予定は「A5判 270ページ程度」でした。(まぁ私が見積もったんですが)

ページ辺りの文字数は1,000字程度で、単純計算だと約270,000字です。
実際は図を間にはさむので、600字程度となり、160,000字ほどです。

大学の卒論とかだと、だいたい20,000字~40,000字くらいと言われていますから、270,000字と比較すると、大学の卒論を6本~14本書くくらいですかね?当時はあんまり何も考えてなかったのですが、今卒論こんなけ書いてくださいって言われたら断りますね笑

22章構成を予定していたので、1章あたり文字数は7,000字、図は24枚、12ページくらいになるわけです。

それまで10章くらい書いてたやつの実績を平均で見てみると

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このまま進んだとしたらこうなるわけです。

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つまりページ数にして110ページ削減しなければいけません。
図は352枚、文字も37,400字削減が必要なわけです。

こうして我が家では緊急事態宣言よりも先に、緊急ミッション「4万字削減せよ」 が発令され、 「文字数アラート」 に毎夜うなされる日々が始まりました。(幸いにして毎夜ぐっすり寝れましたがw)

「文字数アラート」を止めろ!

こうして、過去に書いた章を見直し、ちょっと余剰な説明や冗長な言い回し、不要な図を削除する日々が始まりました。

ただ書くよりも、削ることの方が難しいとよく言いますが、本でも一緒でした。まぁ結果的にはスリムになることで、伝えたいことをシンプルに伝えられるようになったかもしれません。(体重の話ではありません)

最後どのくらい減ったかはちゃんと計算してないですが、図は150枚くらいは削減、文字も20,000字くらいは削減したと思います。40,000字は無理でしたw

合わせて、判型の見直し(A5判からB5変判へ)、ページ数の変更も編集社さんに調整いただくことで、なんとか出版のめどがつきました😁

ということで、本を書く時には、書きすぎには注意してくださいw
文字数チェックとか、図表管理が楽にできる仕組みがあると、執筆活動はおおいにはかどりそうだなぁとも思いました。(小並感)

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次は書籍のタイトルの話です!お楽しみに!

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