UiPath Studioとは?
UiPath社が提供するRPAワークフロー開発ツールです。
同社が提供するUiPath StudioXもこれから説明する手順でセットアップ可能です。
UiPath Studioの2つのEditionとは?
UiPathには、無償で利用できる Community Edition と、有償製品である Enterprise Edition の2つがあります。
Community Editionとは
開発環境(UiPath Studio)、運用環境(UiPath Assistant)、管理環境(UiPath Orchestrator)などを無償で利用できるEditionです。 提供機能としては、有償製品であるEnterprise Editionとほとんど変わりありませんが、常に最新バージョンしか利用できず企業内で運用している固定バージョンと乖離がある可能性があります。
一定規模以上の企業は、有償製品であるEnterprise Editionを使用する必要がありますが、UiPathを テスト及び評価する目的 、並びに非営利目的(例えば、教育、ハッカソン、個人又は組織による研究、内部研修) に限り、無償版のCommunity Editionを使用することができます。
詳細なCommunity Editionの利用規約を確認したい方はUiPath社HPをご確認ください。
Enterprise Editionとは
UiPathを企業内で本番利用する際に使用する有償のEditionです。ライセンスは年間のSubscription契約になります。途中解約はできません。ライセンスはUiPath社が認定するリセラーからのみ購入することができます。60日間、無料トライアルを行うこともできます。
UiPath Studio Community Editionのセットアップ
個人利用や、学習・検証用途で無償で使えるUiPath Studio Community Editionを使うにはAutomation Cloud for Communityへの登録が必要です。まだ登録していない人は先にAutomation Cloudのアカウントを開設しましょう。
ブラウザで、UiPath Automation Cloud for Communityにログインできたら、早速UiPath Studio Community Editionのセットアップを始めていきましょう。
UiPath Studio Community Editionをダウンロードする
Top画面の「UiPath Studioをダウンロード」をクリックします。
見つからない場合はこちらからインストーラー(安定版)をダウンロードできます。
ダウンロードした「UiPathStudioCommunity.msi」を実行すると以下の画面が表示されますので、ライセンス契約の条件を確認の上同意し、「インストール」をクリックします。
インストールが完了するまで筋トレして待ちます。
「拡張機能を設定する」ダイアログが表示されたら、開いているGoogle Chromeページを全て閉じた上で「OK」をクリックします。(間違ってOK押したとしても、後から拡張機能の設定は可能です)
インストールが完了しました!早速「UiPath Studioを起動」をクリックしてみましょう。
UiPath Studioが起動し、認証画面が表示されますので、「サインイン」をクリックします。
ブラウザが表示されるので、さきほど登録したアカウントでログインします。
「UiPathを開く」をクリックすると、UiPath Studioでの認証が完了し、プロファイルを選択できるようになります。
テスト自動化ワークフローも構築可能な UiPath Studio Pro
UiPathといえばコレ、 UiPath Studio
プログラミング知識も少ないビジネスユーザーでも自動化しやすい UiPath StudioX
お好きなプロファイルを選択して、自動化を始めてください。
選択したプロファイルは後で設定画面から変更可能です。
以上です!