本記事はUiPath Advent Calendar 2021Part3 の23日目の記事です。

2021年12月にUiPath RPA デベロッパー上級資格試験(UCP Advanced)受けて合格したので、忘れないうちにブログにまとめておきたいと思います😆

UiPath Certified Professional(UCP)とは

「UiPath Certified Professional」(UCP) は、UiPath が認定する資格プログラムです。

https://www.uipath.com/ja/learning/certification

以前、UiPathの資格と言えば、UiPath Academyというeラーニングの受講完了証明書を暗黙的に指している時代がありましたが、それとは違います。
ピアソンVUEテストセンターもしくはオンライン試験監督官付きで自宅で受講するOnVUEというかっちりした環境下のもとで受講、取得できる有償の資格となっています。

2021年12月現在では、UiPath RPA アソシエイト資格試験と、UiPath RPA デベロッパー上級資格試験の2種類が存在します。

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UiPath RPA アソシエイト資格試験とは

公式サイトでは以下のように書かれています。

UiRPA は、業務プロセスにおける問題解決力とシンプルな自動化ソリューションを構築する能力を認定します。
UiRPA は、RPA デベロッパー、ソリューション アーキテクト、ビジネス・アナリスト、学生 など、あらゆる職種の方が受験の対象者です。
UiRPA は、高度な RPA 開発、ソリューション アーキテクト になるための過程として、知識とスキルを構築できるプロフェッショナルのための最初のステップです。

UiPath RPA アソシエイト資格試験 概要

簡単にまとめておきます。

項目 内容
試験内容 UiPath Studio、UiPath Robots、UiPath Orchestrator などの UiPath 製品を使用して、問題解決、業務分析、シンプルな自動化ソリューションの構築に関する知識とスキルの評価
受験資格 約 3-6 か月の、UiPath Studio、UiPath Robot、UiPath Orchestrator などの各種UiPath コンポーネントを使用したハンズオン経験
試験範囲 • RPA の基礎
• UiPath Studio の概要
• 変数と引数
• セレクター
• 制御フロー
• データ操作
• UiPath の自動化概念と、あらゆるテクニック
• UiPath Orchestrator の概要
試験時間 90分
合格スコア 70%以上
試験料 英語版 $150 (税別)/日本語版 ¥16,000 (税別)

より詳細な内容については、UiPath RPA アソシエイト資格試験 - 試験内容詳細からご確認ください。


参考記事(アソシエイト資格試験 合格体験記)

私はこの試験は受けてないので、他の方の受験体験記を乗せておきます!



UiPath RPA デベロッパー上級資格試験とは

公式サイトでは以下のように書かれています。

UiARD は、REFramework を含む RPA 開発の専門知識と、複雑な業務プロセスを効率的に自動化する RPA ソリューションの構築能力を認定します。
受験前に、RPA ソリューション開発に 6か月以上の実務経験があることをお勧めします。
UiARD は、RPA デベロッパー、ソリューション アーキテクトなど、より技術的な担当者の方が受験対象者です。

UiPath RPA アソシエイト資格試験と比べて、より技術者よりの専門知識が求められる試験となっています。

UiPath RPA デベロッパー上級資格試験 概要

まずは概要です。

項目 内容
試験内容 REFramework (Robotic Enterprise Framework) 上で複雑な RPA ソリューションを設計し、独立して開発するための、より深いレベルの知識とスキルを評価
受験資格(抜粋) RPA デベロッパーとして 6 ヶ月以上の経験
技術的に熟練し、独立して働く知識/スキルの保持
試験範囲 • UiPath Studio
• アクティビティと各種プロパティ設定方法
• REFramework (Robotic Enterprise Framework)
• セレクター
• .NET クラスとオブジェクト
• メソッドの高度な活用方法
•エラー処理とトラブルシューティング
• UiPath Orchestrator の活用
試験時間 120分
合格スコア 70%以上
試験料 英語版 $200 (税別)/日本語版 ¥22,000 (税別)

より詳細な内容については、UiPath RPA デベロッパー上級資格試験 - 試験内容詳細からご確認ください。

UiPath RPA デベロッパー上級資格 お勧め学習方法

個人的なお勧めでしかないですが、最初に言っておきます!

もし業務でREFrameworkとか、ステートマシンを使っていないならまずはしっかりとREFrameworkとステートマシンの勉強を行うことを強くお勧めします!

試験概要にも、「REFramework (Robotic Enterprise Framework) 上で複雑な RPA ソリューションを設計し、独立して開発するための、より深いレベルの知識とスキルを評価」と書いてあるように、REFrameworkに関する深い知識を求められます。

普段、お仕事でUiPathをがっつり触っている方で余裕っしょ🤣って方の中にも、REFrameworkを使っていない方いると思います。負けます。試験では当たり前のようにREFrameworkの問題がんがん出てきます。逆に言えば、REFrameworkを抑えれば、勝ったも同然です🤭(言いすぎ)

触ったことないって人は、UiPath AcademyのREFramework 概論コースあたりから学習されることをお勧めします。そのうえで、いくつかのプロセスをREFrameworkで実装してみてください。

そのフェーズをクリアした人は、アソシエイトもデベロッパー上級も模擬問題が用意されているので、そちらで実力を図ってみてください。

UiPath RPA アソシエイト資格 模擬試験

UiPath RPA デベロッパー上級資格 模擬試験

こんな感じで成績が出て、間違った問題は個別に確認することができます。

関連するトレーニングコンテンツのリンクも丁寧に用意されているので、そこからわからなかった問題に関連する知識を付けていくのがいいかなと思います。

UiPath RPA アソシエイト資格試験 - 推奨トレーニング詳細

UiPath RPA デベロッパー上級資格試験 - 推奨トレーニング詳細

お勧め書籍

eラーニングが苦手な人は、お勧めの書籍があります🤗笑

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強いのがお好きな方はこちらもお勧めです😆(通称津田本)

UiPath RPA デベロッパー上級資格で抑えておくべきポイントまとめ

本試験に挑むにあたり、やっておいたほうが良かったなと思ったこととか、試験でつまったポイントを誰かのためのメモとして残しておきます。

UiPath Studio セクション


  • ステートマシンを抑えておくべし。基本この試験はREFrameworkやステートマシンの理解度を問う問題が多い。
  • 模擬問題(机上確認)だけでなく、実際にREFrameworkを使って、簡単なプロセスを自動化してみたほうが良い。
  • ステートマシンの各セクション(Entry,Exit,Trigger等々)の実行順なども抑えておくべし。
  • バックグラウンドで動かすためには、プロパティ設定に注意が必要なアクティビティを抑えておくべし。

アクティビティと各種プロパティ設定方法 セクション


  • プロパティ設定周り、特に以下は抑えておくべし。
    • エラー発生時に実行を継続
    • Windowsメッセージの送信、シミュレートオプション
    • 実行前の待機時間/実行後の待機時間
    • タイムアウト時間
  • 複数ある要素検出系のアクティビティの違いを抑えておくべし
  • トリガースコープとかバックグラウンドプロセスは、試験関係なく、面白いから触ってほしい。

REFramework (Robotic Enterprise Framework) セクション


  • もし普段触っていないなら、UiPath Academyでちゃんと学び、自分の環境で数プロセス自動化したほうが良い。
  • Config ファイルのSettings と Assetの違いとかちゃんと調べておくべし
  • ディスパッチャーのトランザクションアイテムのアップロード方法抑えておくべし。
  • パフォーマー側は、キューのリトライ周り、普段キュー使ってないならしっかり調べておくべし。
  • REFrameworkのカスタマイズ方法(Orchestrator使わない場合の修正箇所)とか一応見ておくべし。
  • 例外処理パターン(アプリ例外とビジネス例外)見ておくべし。

セレクター セクション


  • 普段からいろんなセレクター見てチューニングしてればだいたい大丈夫。
  • ?と*の違いを理解するべし
  • 動的セレクターの組み方を抑えておくべし。
  • 完全セレクターと部分セレクターの違いを抑えておくべし。

.NET クラスとオブジェクト セクション


  • 正規表現は抑えておくべし。(こういう要件を満たす正規表現を選べって言われて解けるように)
  • 文字列関数はある程度抑えておくべし(フォーマット関数、Substring関数)
  • データテーブルとかコレクション型の操作は抑えておくべし
  • Invoke Methodや、Invoke Code出てきた。(Out引数に入力パラメータを渡したときの挙動とかわかってなかったら調べておくべし)
  • データテーブルをフィルターアクティビティの使い方を復習しておくべし。

メソッドの高度な活用方法 セクション


  • ワークフローアナライザの機能とデフォルト設定をしっかり見ておくべし。
  • バージョン管理機能と、バージョン管理機能と連携したときのファイルの比較周りを調べておくべし

エラー処理とトラブルシューティング セクション


  • トライキャッチ、スロー、再スロー、リトライスコープ一通り触っておくべし。
  • スローと再スローの違い抑えておくべし。
  • デバッグ時のステップイン、ステップアウト、ステップオーバーの違い抑えておくべし。
  • ログレベルをレベル順に並び変えたり、出力するログレベルを何に設定するかなど抑えておくべし。

UiPath Orchestrator の活用 セクション


  • トリガーの設定方法(キューと時間)を抑えておくべし。
  • キュートアセットの操作方法を抑えておくべし。

以上です!
合格を祈っています🤗!