UiPath Automation Cloud for Enterprise無料評価版とは?
UiPath Automation Cloudとは、UiPath社が提供するSaaS(Software as a Service)環境です。
管理ツールであるUiPath Orchestratorや、Automation Hubなどの各種サービスの管理、ライセンス管理などが行えます。
個人利用や、学習・検証用途で無償で使えるUiPath Studio Community Editionを使うにはAutomation Cloud for Communityへの登録が必要です。 まだ登録していない人は先にAutomation Cloudのアカウントを開設しましょう。
Automation Cloud for Communityでも十分にいろんなことが評価できますが、一部のサービスはEnterprise版でしか使えません。
そんな時には、60日間無料でEnterprise機能を評価できる、Enterprise 無料評価版(UiPath Automation Cloud for Enterprise)を使ってみましょう。
本記事ではAutomation Cloud for CommunityをEnterprise 無料評価版に引き上げる方法を説明します。
UiPath Automation Cloud for Communityにログイン
ブラウザで、UiPath Automation Cloud for Communityにログインしましょう。
Enterprise無料評価版をリクエストする
左側の「管理」メニュー「ライセンス」画面を開き、「Enterprise 無料評価版をリクエスト」をクリックします。
以下項目を入力し、「リクエスト」をクリックします。
リクエストが承認されるまで最大1時間待ってねと言われますが、私は1分しないうちに承認されました。試しに数回ブラウザをリロードしてみてください。
無料評価版に切り替わりました。ライセンス数が2→5に増え、Citizen Developerや、RPA Developerライセンスが増えています。
「ロボットおよびサービス」タブに切り替えると、AIロボットやAutomation Hubが使用できるようになっていますね。
現時点では、ライセンスが付与されただけでまだ使えません。ライセンスをテナントに割り当てる必要があります。
続けてテナントへの割り当てを実施しましょう。
テナントへのライセンスの割り当て(サービスの有効化)
左側の「管理」メニュー「テナント」画面を開き、「…」-「サービスを編集」をクリックします。
AI CenterやAutomation Hubなど割り当てたいサービスにチェックを付け、「保存」をクリックします。
左メニューに各サービスアイコンが追加されました!
おめでとうございます!心ゆくまでいろんなサービスを試してみてください!